アイランドキッチンのほうに水栓のついたシンクのある、シンク側キッチン。壁側のガスコンロとビルトインガスオーブンのあるほうが、コンロ側キッチン。このように2か所に分かれたキッチンが「2型キッチン」です。洗い物をする人と、コンロに立って調理する、もしくは、コンロの左右で調理の下ごしらえをする人が二人いる、のような状況のあるキッチン。または、コンロは油跳ねがあるからtに向かってフライパンを振りたいけど、シンクは洗い物しながら家族の様子を見ていたいから壁を向かないほうがいい、リビング・ダイニングが見えたほうがいい、という場合に向いているキッチン。壁付けキッチンも人気だし、アイランドキッチンも人気。その両方のいいところどり、な要素のあるキッチンですね。シンク側とコンロ側の間の距離が重要なので、間取り的に余裕があったり、このM様邸みたいに縦方向の間取りを効率よく使いたい場合などには有効です。何より、引出し収納、扉収納をたくさん確保できるし、同じ素材・同じデザインでキッチンを長くすることができるので、空間における統一感もなかなか良いもの。
M様のキッチンを製作させて頂いたのは、M様のご自宅のご新築時に、1階は親世帯、2階は子世帯で2階の子世帯様のキッチンとして製作させて頂きました。
オーク材のオイル仕上げのキッチン。オイルの塗りなおしが必要なので、それなりに手間のかかるキッチンになりますが、自分で好きな時に塗ってあげられる、というとらえ方もできます。反対の言い方をすると、自分で塗らなきゃいけない、という意味にはなります。塗らないと、どうにかなってしまう、というわけではありませんので、そこまで気負いしなくてもよいので、オイル仕上げの家具が好きで、アンティークなキッチン、テーブルが好きなM様のような方にはおススメなキッチンのフィニッシュ(塗装)になります。こちら埼玉のM様へは、リボスのブラウン着色を軽くオーク材に行ったものをおつくりしました。