対面カウンターと一緒の壁付けI型キッチン　ガスからIHに交換しやすいコンロ　5130

S様邸リフォーム工事の際、当工房が製作・設置したキッチンとカウンター収納家具はこちら。

手前には、カウンターチェアも使える対面カウンター。壁付けのI型キッチンは左から、作業エリアの平らな場所が巾37cm、シンクは90cm巾、シンクとコンロの作業エリアの平らな場所が61cm巾、右は壁まで約14cm。全部ナラ無垢材の扉が見える引出し収納がたっぷり。

通路の突き当りにはパントリー。パントリーの壁には素敵に調味料を壁に並べて頂いておられます。左右に同じステンレスと同じ木の組み合わせのキッチン収納で、ボリュームのある、ナラ無垢材とステンレス・バイブレーションサンダーのキッチンが出来上がりました。

シンクもコンロもついていませんが、このペニンシュラカウンター、巾220cm、奥行75cmの両面引出タイプなのでたっぷり収納。かつ、電子レンジもダイニングテーブルからもキッチンからも一番使いやすい場所に置けて、便利なカウンター収納。

このペニンシュラカウンターはお客様ご希望により、引出しよりも下の部分をカットして板を無しに。こうすることで、狭めの場所でもカウンターチェアに座ったり下りたりがしやすい工夫ですね。

ペニンシュラカウンター（半島型）を壁付けキッチン側から見た様子。ゴミ箱置き場や家電置き場以外は全て、余すところなく引き出しにして収納を増やしました。

片面が壁に付いているカウンター収納の一番壁側に、炊飯器のスライド棚をご希望なさったS様。横にはコンセントを設置してあるので、炊飯器したにも設けたもう一つのスライド棚にはホームベーカリーなどの家電を置いて使えます。炊飯器などの水蒸気や熱の出る家電を使う時は、このスライド引き出し棚を引き出して使います。そうすれば水蒸気が家具に当たらないのです。

ペニンシュラカウンター側の引出しだけでもこのたっぷり収納。

壁付けキッチンの方の引き出しを開けると、調味料や調理器具なども含めかなり引出し収納に入ることが分かりますね。

オーダーシンクのついたW2600の壁付けキッチンのステンレス天板。

水切板も1.5mmの厚めのステンレス板を折り曲げて特注製作しているので、穴位置やサイズなどもご自由にして頂けます。これは、W200mmで作った例です。シンクのサイズに合わせて、お好きにサイズを決めていただけます。

シンクまわりに置きたい炭酸水メーカーなどの便利な小型キッチン家電などもコンセントとともに設置して。

ボッシュ食洗機45cmにも木目をつなげた無垢ナラ材のパネルをつけて雰囲気良く。素材にこだわって無垢材を使う。無垢材を使ったキッチンの作り方にはいろいろな工夫が必要ですが、ずっと使えて眺めていたくなる家具づくりには、素材にこだわることが必要です。

リンナイ　マイチョイスの、ガス1口タイプと、ガス2口タイプを組み合わせました。将来的にIHにも交換しやすい、このマイチョイスシリーズのコンロ。2口のほうをIHに交換しても、1口のほうをIHに交換してもどっちでも可能です。

コンロ下は、奥行が狭めですが、引き出しを設置。包丁差しを設置するのにちょうどいい。

ガスコンロの一番下の引き出しには、たっぷりの食品ストックやワインボトルも入る、有効高さ32cmの引出しを設置。

一番左、シンク左の引き出しは、高さ53cmの高めの引出しでビン調味料や一升瓶がたっぷり入る仕様で製作。背が高いビン類をどのような収納し、普段の生活で使いやすく、長く使えるようにするか、耐久性があるように製作するか。調味料のビンっていっぱいありますので、料理しながら出しっぱなしにしておいて使いやすいって重要なんです。

時刻は夜。リノベーション工事後の様子です。バイブレーションサンダーのステンレス天板が落ち着いた空間をつくります。