L型キッチン対面式　ASKOガスコンロとミーレ食洗機　5133

L型天板は、2.5mx2.6mサイズなので、家の天井高さ（T様邸は2.4m）よりも高いのです。室内でそれを回せるか？トラックエリアから無事運べるのか、などの輸送のコストも高くなり、もろもろコスト増なので、2600x800サイズのシンク側天板と、1700x700のコンロ側天板の2つに分けての製作をご希望頂きました。家の図面、コスト面、トラックでその天板は運べるか？などステンレス天板のL型は気になる点がありますので、L型キッチンご検討の場合はよくご相談下さいませ。人造大理石天板なのか、ステンレス天板なのか、石の天板なのか？それぞれの事情でメリットデメリット異なってまいります。

シンクのついた部分は奥行80cmです。ダイニング側は13cmの奥行のミニ棚。壁側は死角にならない工夫でコーナー部引出しでたっぷり収納。アスコガスコンロとレンジフードはきっちりと距離を取って設置。

レンジフードはアリアフィーナ　フェデリカ。ボタンもステンレスなタイプで、なおかつ出っ張っていないから、サッと拭けてお掃除しやすい。ここってけっこう触るし、お掃除しやすいほうがいいのです。ここの部分が何でできているか、掃除しやすいかどうかって、10年後に差が出るところ。これならいい感じです。

リビング側からみたL型キッチン全体の様子。白と茶、ステンレス、タイルのバランスがちょうどいい。

ここが、コーナー部の接合部分。ステンレス近似色タイプのコーキングを使っているから接合していることも目立ちにくい。ステンレス・ヘアラインの磨き方の目の方向が垂直に交わり、光り方の違いが出る感じも、プロっぽいカッコよさを出しています。

左はミーレ食洗機の黒い操作パネル部と、ステンレスのドアパネル。タイルの壁に面した部分には、引き出しが10ハイと、アスコガスコンロが存在感を放ちます。縦づかいのタイルも光沢ありのタイプでお掃除しやすそうですね。マットなタイルよりも光沢ありのタイプのほうがお掃除しやすい場面も多いと感じますね。

アスコ　ガスコンロ　HG1825ABです。当工房ではコチラは、よく設置します。4口コンロなのですが、6000キロカロリーあるのが一番左の口。大高火力でこれだけかっこよくて、家庭用の室内のキッチンにも設置できるコンロはなかなかないですからね。守る設置の決まりもたくさんあるので、ツナシマ商事さんで実物をご覧頂き、守る決まりをよくお聞きいただいてから計画してゆきましょう。それにしても黒ガラスは生活感を消してくれるし綺麗で好きですね。

ガスコンロの下は引出し3段。

引出しをつけるところ、つけないところをメリハリつけて。シンク下を大きくあければ、匂いや湿気もこもらないし、ゴミ箱はたくさん入るし、フレキシブルに収納ケースなど入れられるし。たくさんのメリットが。

シンクの右横には黒い操作パネルが印象的なステンレスドアをおつけしたミーレ食洗機。

ミーレ食洗機60cmを開けて。オレンジ色のパーツは動かせられますよ、のサインの可動ピンや高さ調整パーツなど。私も60cmのミーレ食洗機を使っていますが、本当にたくさん入るし、本当に事前洗いが要らなくて、ラクチンそのものです。

背の高いキッチン水栓は、セラトレーディング　HG39840　の蛇口。フレキシブルスパウトタイプ。高さ63cmという存在感たっぷりの、レストランのオープンキッチンにみられるようなプロっぽい水栓金物。普通の蛇口が35cm弱の高さですから、こちらはかなりのカッコ良さです。

シンクは90cm巾のシンプルタイプで段なしに。右上にくぼみをつけて、スポンジ置き場・洗剤置き場を設けました。段差があるかないか、お掃除しやすいのはどちらか？メリット・デメリットを使い方をお聞きしながら決めてまいります。

シンク手前の北欧デザインのステンレスのハンドルは、シンプルながら計算されたデザイン。タオルバーにちょうどいい約50cmの長さ。

シンク左には引出しを3段。

ダイニング側から見た様子。奥行13cmくらいのミニ棚も設けて、余すところなく収納エリアになるように。一番左にはコーナー部の引出し収納。

コーナー部にも死角が出来ないのが対面キッチンかつ、L型キッチンのいいところ。T様は引出し4段をお選びになりました。