フレームキッチンにワイヤーラックと引出しを最低限。シンプルに。723

湿度の高い、東洋のガラパゴス・奄美大島。
湿度が高いこの地域にUターンを決められたYさんは、風の通る、スッキリとしたフレームキッチンををご希望頂き、製作いたしました。
ステンレスパネルを、コンロ前とコンロ左横の壁に施工しました。

キッチンと一緒に、ナラのカウンター収納も右側に設置しました。
カウンターはこちらで詳しくご紹介→コーナーキッチンのオープン収納カウンター 5058

ナラ材のカウンター収納を設置する場所から撮った写真。
ここに、W1500の巾のカウンターを置けば、L型キッチンの出来上がりです。

シンク前と横にはパイプを渡して。
ツールバーとして、タオルやフキンのほかに、ゴム手袋やスポンジなどの乾かしたい・吊るしたいものをたくさん掛ける事ができます。
見せるシンク、かつ、周りをおおわれていないシンクなので、いつもの防露塗装は無しですが、 裏面にはいつも通り「消音板」を設置。

シンプルな角まで使えて洗いやすいシンクは、W600のコンパクトサイズをご希望されたYさん。
W600でも、角のR(アールが)R10と少ないから、市販のものよりも断然大きく有効に使えます。
右上のスポンジ・洗剤ポケットも便利。

ステンレスフレームキッチンの脚端は、ステンレスのアジャスター。
万が一のガタつきも、数ミリより細かい単位で調整できます。
キッチンを設置するときは水平器を使います。

ステンレスフレームキッチンに収納として引き出しをひとつ。

プラスドゥのガスコンロの下は、W600のワイヤーラック引出しを、2段設置。
洗ったらすぐにワイヤーに置けるから、湿気対策に有効。

ガスコンロ左横のデッドスペースには、ステンレスのボトルラック引出しを設置。
ナラの扉にステンレスの取手をつけて、ステンレスにこだわりました。

コンロ右、シンクとコンロの間には、1段だけ引出しを設置。
その下にはワゴン/シェルフを将来的に置かれるそうです。
使いながらアレンジできるのが、フレームキッチンの魅力ですね。

こちらは、レンジフード下のステンレスパネルに設置した、 ステンレスのツールバー。
付属のS字フックは、お玉などを吊るして、取ろうとしたときに、フックがついてこないように、バーから外れないような工夫がされているものを、取り付けました。

このように設置できます。 W600くらいのツールバーです。

ガスコンロのステンレスのトッププレートと、 ステンレスのキッチン天板がよく合います。

お引っ越し後頂いたお写真です。