オーダーキッチンとオーダー家具を製作しているツリーベは、ステンレスも木も扱います。
無垢のブラックチェリーやナラ無垢材の扉のキッチン作業台を製作しています。
まずは、ブラックチェリーの木。
この写真のアトリエでは、床はコンクリート打ちっぱなしでしたので、汚れた感じのグレーの色。こんなグレーや白・アイボリー、ダークグレーのタイルや黒っぽい床にも相性のよいブラックチェリーの木です。
ちなみに、チェリーとブラックチェリーは当工房では同じ意味で使っています。
ほかにも、ヤマザクラやシュリザクラといった日本のサクラの木で家具やカッティングボードに使う木もありますが、それぞれ色や風合いが違います。
サクラ、といっても、ソメイヨシノや河津サクラのような観賞用の木は使いません。
花や実を愛でる木は、花や実に栄養がいきわたってしまうので、材料として取るのには適していないんですね。
幹をつかうということ、材料になるということは、幹の部分を愛でることになりますからですね。
次は、無垢のチェリーのパネルでつくったキッチンカウンターパネルになります。床のアッシュ系の床材との写真が分かりやすかったので家具でなくキッチンですが、例にとりますね。
人気の「白っぽい」無垢の床材フローリングでも、馴染みますね。
チェリーの木そのものにも、白っぽいところ、黒っぽいところとあるので、白や黒との相性がよいのだと思われます。