造り付けのテレビ台　脚なしで3.6メートル　5131

製作例5131　脚なしテレビ台の図面です。最初、マンションのエレベーターに入るように、2分割の脚がついていましたが、それを無くして、代わりに、奥の足元にボックスをつくりテレビ台の一部を載せて、持ちこたえられるような構造にしています。

3.6mの壁にぴったり埋まるように製作したこのテレビ台。真ん中で2分割して、エレベーターに入るように搬入しています。

一番右には、ごちゃつきがちなルーターや電話の親機などと配線。写真　左上に空いた穴からはファックス兼プリンタへの配線など電源が通るように。こうすればテレビ台の天板上にはプリンタだけ置けばいい、というスッキリしたリビングになります。

マンションでも（戸建てでもですが）壁には、動かせない配線やコンセントってけっこうあります。動かせてもコスト面からコンセントを動かすのはベストではない場合なんかも含めです。右壁にはそういった動かせないコンセントがありましたので、それにぴったり合わせて家具を加工し、スッキリ見えて、尚且つ今まで通り使えるように工夫しました。

天井のダークグレーの壁紙と壁かけテレビの壁面のタイルと色を合わせつつコーディネートなさったS様。

テレビ台の左側の様子。引き出しや扉などを組み合わせた隠す収納がたくさん。

こちらにももともとあった位置のコンセントを使えるように。将来的に家電が増えた場合でも床面からコンセント電源をとれるので便利です。コードレスクリーナーとか、加湿器など、増えるかもしれない家電ってけっこうあるので、今後隠したら困るコンセントなども、間取りを考えてご提案してまいります。

そしてこの床から15cmの空間はルンバドック。このテレビ台下をルンバなどロボット掃除機の充電ドックにされるケースは多いです。

引出し4ハイ。

真ん中は観音開き扉で大きくガバっと開きます。ひとつずつ削り出した無垢ナラ材のルーバー扉でリモコンが効くように。

ハードディスクやゲーム機置き場に。奥はガバっと大きく穴を開けて、ここから壁内部を通ってきた壁かけテレビからの配線が出てきます。

天板はナラ突板の2分割。搬入のことも考えて製作するのがエレベーター搬入、階段での搬入が必要な場所への家具設置では必要です。