カウンターベンチチェア 6011

水や汚れに強い生地、ラムース。奥はラムースの赤、手前はダークグレーで座面を製作しました。
硬めの座面は疲れにくいクッション構成で作っています。

カウンターベンチと、カウンターチェアのサイズ比較。
左のベンチは、W780mm、右のチェアはW400mmで、O様邸へは製作いたしました。
サイズは、お持ちのテーブル高さに合わせておつくりします。今回は、H800mmのカウンターテーブルに合わせたサイズで製作しましたので、H1050mmの高さのような、よくあるカウンター高さに合わせると、これより250mm高くなり、もっとスラットした印象になります。
脚をどこで切るかですので、どの高さのカウンターにも合わせることができるデザインとなっています。

カウンターチェアと同じく、ベンチにも、足のせステップがついていますから、落ち着いて座ることができます。
足のせステップと呼びましたが、補強桟の役割もしているステップです。
これがあることで、丈夫で長持ちのベンチになります。

赤のラムース座面も発色がよく綺麗でした。

背もたれもベンチとチェアで揃えたデザインに。
手で一枚の板から削り出す無垢のベンチ。座面は、旭化成の開発した最新のスーパー座面素材の「ラムース」
手作りの無垢の家具の技と、世界でも高い技術の日本の素材開発の技、ふたつの技が組み合わせられたベンチになりました。

奥はカウンターベンチ、手前はカウンターチェア。
2つつなげて使うと、3人掛けのベンチサイズになりますから、ちょっとした仮眠をとる場所にも早変わりします。（公園のベンチのように、足を折り曲げるか、だらんと下げて仮眠することにはなりますが）

出来立てのチェリーの色はこんな薄い色。チェリーはこれからだんだんと色が変わり、濃くなります。
濃くなっても、このダークグレーのラムースとは相性のよいブラックチェリー材です。

先に製作したタイル天板のカウンターテーブルを囲んで。
奥にあるL型キッチンで調理した、鍋料理や煮込み料理を囲む冬・・・。タイル天板のテーブルに直接、鍋を置けます。200角の大判タイル、目地はグレーにしたので、汚れが目立ちませんし、拭き取りやすい。

奥にチラリと見えるのは、ドッグソファ兼人間用デイベッド
そして、何家族も集まる山荘ライフと、それぞれの愛犬たち。
赤とダークグレーのラムース生地でソファとチェア・ベンチを統一しているから、色が入っても空間がごちゃごちゃしないのは、オーナーのO様のセンスです。