キッチンと同じW2550の作業台兼カウンター収納を無垢材天板で 5100

今回H様邸へおつくりした家具の全景です。高さを家具に合わせたカウンターチェア4脚、スツール1脚、カウンターテーブル兼収納、 計6点です。家電を家具に収納しながら使うには、壁か床にコンセントが必要ですので、建築様側工事にてご用意下さい。製作ご決定後、フロアコンセント位置図面をお渡しいたします。

奥は今回のリフォームで大工さんが入れられたシステムキッチン。システムキッチンもW2550mmですから、その幅に合わせて今回W2550mmの大きさの、ダイニングキッチン空間に置くカウンター兼収納をご注文いただきました。

当工房は、ダイニングテーブルは多くのお客様が「オイルワックス＝フィーデンワックス塗装」でご注文いただき、使いながら育てていく家具として、塗りなおししながら使い込んでいくことを、選ばれます。マットウレタン塗装も同価格なんですが、テーブルは特にオイルワックスですね。H様もこちらはダイニングテーブルとしての機能が大きいということで、オイルワックスを選ばれました。簡単に塗りなおし＝メンテナンスできますので、是非。
こちらにオイルワックス（フィーデンワックス）についての記載がございますのでご確認ください。
★★★フィーデンワックスの使い方★★★

無垢ブラックチェリー天板越しに壁側キッチンを見る。一緒におつくりしたH800高さに合わせた普通より10cm高いカウンターチェアの背もたれが可愛い。

チェアは4脚ですが、キッチンとの間に、スツールが1脚。こちらも、H800のカウンターテーブルに合わせた、10cm高めのスツール。スツールだと、忙しく調理しながら、お腹すいたーという家族の近くですぐ食べ物を出せますし、そしてまたキッチンのほうを向いて調理の続きをできる。「テーブルに移動して、ゆっくり座って、そしてご飯をいただきます！とできることはあまりないからここで調理しながら食べちゃいます」というH様。その状況、子どもがいると私も同じなのでよく分かります。

そして大事な家電収納。オーブンレンジ、フードプロセッサー、ミキサーなどの見せたくないけど使いたい時はすぐ使えるこの位置に収納しながら使えるように。オーブンレンジの上は２０cm（メーカー・品番により違います）空間をあけていますが、こうすると引き出さなくてもそのまま使えるから便利。熱や水蒸気がでる調理もありますので、こういった「離すべき距離」が決められているんです。

30Lのゴミ袋が入る、無印良品の20Lのゴミ箱3つも一番右にスタンバイ。その他は全部引出しでたくさん入る食器棚。

チェアの座面は、濃いブルーやグリーンで、ブラックチェリー無垢材によく似あうものをお選びになりましたH様。濃紺のデニムのような藍のようなブルーは、ブラックチェリー無垢によく似あいます。和のテイストもよくなじむのが、ブラックチェリーのいいところ。

この「高さH800のカウンターテーブルに合わせた、10cm普通より高い椅子」なのですが、同じブラックチェリーで作ったカウンターチェアがあると、統一感がグッと増しますね。普通のテーブルはH700くらい。このカウンターはH800ですので、システムキッチンもH800～H900（多くはH850mm高さ。うちはオーダーキッチン屋なのでH800～H900mmまであらゆる高さのキッチンを作ったことがあります）のものもありますので、キッチンに合わせた高めのイスを、同じ木で作るといい感じにまとまります。

こちらでこのカウンターチェアについて詳しくご覧になれます。
★★★カウンターチェア　ハイチェア　ラムース生地x無垢チェリー 6010★★★
座面生地によりお値段が違います。この製作例5100はラムースではないのですが、布・合皮・人口スウェード・本革、いろいろな座面があります。