テーブル天板の角を丸くした棚付きダイニングテーブル 3039

S様へお出しした図面です。脚が「枠になったタイプ」のアイアン脚であること。天板の角をいつもより「丸みを帯びた」形状でおつくりしたこと。以上2点が今回S様から頂いたご要望であることを図面中に記載しております。

正面からみたダイニングテーブルの様子。ナラの木とアイアンのシンプルな組み合わせは、そこにあるだけで良い雰囲気を作り出してくれます。

テーブル天板の角を丸くして、お子さんなどが頭をぶつけた時にもケガしにくいようにご希望を頂きました。すべての角をR1.5～R2mmとっていますので、やさしい家具にはなっているのですが、丈夫で硬い木「なら材」ですから、丸みを適度に作ったほうが、より優しいです。硬い木は「価値のある木」「美しい木」ですので、その美しさを楽しむために、製作するときに工夫しながらご提案、製作しています。

角度によっては棚の部分は暗く見えるだけなので、引き出しでなくとも、中身が目立つこともありません。引き出しの出し入れが大変なシチュエーションに。

棚は向こう側まで天板下の一面を貫通しています。

お好きなイスを合わせてお楽しみください。

ナラの木の無垢材、マットウレタン塗装仕上げです。「これがウレタン塗装・・？」とよく言われるのですが、それくらい「マット」な質感です。水拭きできる、という「謳い文句」があります。なのですが、オイル仕上げでも、当工房が使っているオイルですと、ワックスが含まれているので、水拭きみなさんして頂いています。その代わり、メンテナンスオイルを定期的に塗って頂くことが必要ですね。裏を返せば、自分でいつでもメンテナンスできる、永久にできる、ということですので、オイル仕上げもオススメです。「コツ」をお教えいたします。