工房は新潟県の燕三条エリアの山の麓にあり、自然いっぱいの場所。
そんな場所にあるツリーベの工房で、アイアンワイヤーのかごボックスを工房展示室の壁に掛けて、そこに乾燥防止にモスをしきつめ、園芸土を入れて花壇にしていました。
そこへ、ある日、やけに鳥の鳴き声が近いなと思い見てみると、黄色の尾の長い鳥がいました。
写真左の方に白と黒の尻尾が見えます。黄色の胴体も少し見えます。
花壇のある位置は、床から90cm位の高さで、そう高い場所でもありません。
キセキレイの親鳥がいなくなった隙をねらい、巣をのぞいてみると、少し青緑色がかった2cm位の卵が5つありました。
いつの間にこんな風に巣を作ったのか・・・？
去年秋に、植物を抜いて穴が開いて、そのままにしておいたら、キセキレイに見つかったのでしょうか。
キセキレイってどんな鳥
cキセキレイの特徴は？生態や分布、鳴き声は？/pepy
夏は渓流沿いなどを好み、雪の積もるような地方に住む個体は冬になると暖かい地方に移動します。
冬は単独行動ですが、夏はつがいを作るようになり縄張りを分散させていますよ。
ここは冬になると近年は少しですが雪が降るので、冬は旅立つようです。
展示室前の庭も、ヤマボウシとモッコウバラのツルが絡んで緑がにぎやかな季節が続きます。
このあたりではよくみかけるキセキレイですが、渓流など水の綺麗な場所に生息するようです。周囲には川が流れていますが綺麗な川ということなんですね。
キセキレイの親鳥は、卵を毎日温めています。
気付いたのが1週間程前。鳥に詳しい知人によると抱卵期間は2週間程だそうなので、あと1週間ほどで孵化するかな。
先週、工房へ家具を見にいらしてくださったお客様のお子さんたちとも、そっと観察していたキセキレイの卵と巣・・・
酉年（とりどし）の今年、鳥に縁のある苗字の我が家、キセキレイという鳥が巣を作ったので鳥・鳥・鳥・・・・
工房へいらっしゃった際には、下段の鳥たちに、そっと注目頂ければと思います。
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